水無月の歌
2009年 06月 19日
六月の異称水無月
水無月の無(な)は現代の「の」に当たる用法。 水無月は水の月の意味だそうです。う~んですね。
字の侭ですと、水の無い月のようですが、逆の意味を持っているのですね。
☆紫陽花や小雨にけぶる庵の道
雨の日曜日になりました。
先日通った遊歩道にあった母子像を見て・・・・
☆見詰め合う母子像にふと頬緩む 暮色の迫るぬくもりの小径(みち)
☆わが子等を叱った後に抱きしめた母子像見つつ甦る日々
作者もそんな気持ちで作られたのでしょうか?
ただ母親の慈愛に満ちたイメージだけかもしれませんね。
人の座っていないベンチ
クスノキの巨木群
☆水無月の誕生祝うわがために宅配届くああさくらんぼ
☆一口目わくわく味見二口目ゆっくり味わう「佐藤錦」を
☆輝きはルビーに似たりさくらんぼ
☆幼子の桜桃含み笑顔なり
☆世の無常嘆きつ口にさくらんぼ
新内流し
★新内が似合う下町大塚の 内水撒く子花柳(界)の教え ヒヨコさん
☆大塚の粋な花街新内の 流し聴きつつ息づくわれは (返歌)
桜桃忌
★黒々とひとは雨具を桜桃忌 石川 桂郎
★五所川原百年きっちり桜桃忌 スヤキンさん
☆桜桃忌この日ばかりは太宰かな (返句)
故郷
★故郷の兄姉たちに囲まれて心も晴るる酒酌み交わし tokujiさん
☆久々の故郷の兄姉たちと酌み交わす酒ことさら美味し (返歌)
俳句
「ベンチ」 ☆初夏の風吹きてベンチはひとを待つ
「蓮の花」 ☆蓮の花朝のひととき思案顔
二見の夫婦岩
★夫婦岩朝日が昇る夏至の朝 常世の二見神寄り付いて ヒヨコさん
☆夫婦岩三位一体の朝が来る 二見に上がる日は神々し (返歌)
☆夏至の朝二見に上がるご来光 息を呑みつつ頭を垂れる
ブルーベリー
★まだ蒼きブルーベリーの実のたわわなる「もう少しだね」と声掛け見遣る 瑞希さん
☆ブルーベリーの口に出来る日待ちわびて濃紫の実想い描けり (返歌)
銅像に寄せて
★思い込め描く世界はぬくもりの信じてやまぬ愛の深さよ 歩みさん
紫陽花
★待ち焦がれそぼ降る滴アジサイに 歩みさん
水無月の無(な)は現代の「の」に当たる用法。 水無月は水の月の意味だそうです。う~んですね。
字の侭ですと、水の無い月のようですが、逆の意味を持っているのですね。
☆紫陽花や小雨にけぶる庵の道
雨の日曜日になりました。
先日通った遊歩道にあった母子像を見て・・・・
☆見詰め合う母子像にふと頬緩む 暮色の迫るぬくもりの小径(みち)
☆わが子等を叱った後に抱きしめた母子像見つつ甦る日々
作者もそんな気持ちで作られたのでしょうか?
ただ母親の慈愛に満ちたイメージだけかもしれませんね。
人の座っていないベンチ
クスノキの巨木群
☆水無月の誕生祝うわがために宅配届くああさくらんぼ
☆一口目わくわく味見二口目ゆっくり味わう「佐藤錦」を
☆輝きはルビーに似たりさくらんぼ
☆幼子の桜桃含み笑顔なり
☆世の無常嘆きつ口にさくらんぼ
新内流し
★新内が似合う下町大塚の 内水撒く子花柳(界)の教え ヒヨコさん
☆大塚の粋な花街新内の 流し聴きつつ息づくわれは (返歌)
桜桃忌
★黒々とひとは雨具を桜桃忌 石川 桂郎
★五所川原百年きっちり桜桃忌 スヤキンさん
☆桜桃忌この日ばかりは太宰かな (返句)
故郷
★故郷の兄姉たちに囲まれて心も晴るる酒酌み交わし tokujiさん
☆久々の故郷の兄姉たちと酌み交わす酒ことさら美味し (返歌)
俳句
「ベンチ」 ☆初夏の風吹きてベンチはひとを待つ
「蓮の花」 ☆蓮の花朝のひととき思案顔
二見の夫婦岩
★夫婦岩朝日が昇る夏至の朝 常世の二見神寄り付いて ヒヨコさん
☆夫婦岩三位一体の朝が来る 二見に上がる日は神々し (返歌)
☆夏至の朝二見に上がるご来光 息を呑みつつ頭を垂れる
ブルーベリー
★まだ蒼きブルーベリーの実のたわわなる「もう少しだね」と声掛け見遣る 瑞希さん
☆ブルーベリーの口に出来る日待ちわびて濃紫の実想い描けり (返歌)
銅像に寄せて
★思い込め描く世界はぬくもりの信じてやまぬ愛の深さよ 歩みさん
紫陽花
★待ち焦がれそぼ降る滴アジサイに 歩みさん
by kotonoha222
| 2009-06-19 21:37
| 水無月の歌